ゼノンにベアリング追加
ZENONベイトリール、従来のREVOシリーズとは一線を画すシリーズとして、アブガルシアから2022年に新たに登場したベイトリールなんよね。
前年にはZENONスピニングリールが出ていて、ZENONベイトリールはMG7・LTX・BEAST6・BEAST9っていう4機種が機能別にラインナップされとります。
ワイ氏はゼノンLTX-LとゼノンMG7-Lを手に入れて、渓流を主としたベイトフィネス機の更新を図ろうとしたって寸法ぞな。
▼LTXを最初に買ったんよ
ベイトフィネスに使いたい
ベイトリールでフィネスな釣り、せやからベイトフィネス。軽量なルアーやリグを思いのままに操る為には、リールに軽量・高回転・高制動っていう性能が要るって話っすわ。
一応ハイエンドなシリーズやけど、高性能化カスタムの手始めとしてパーツ表を見ながら本体を全バラして、ベアリング追加できるんじゃね?的な箇所を発見したので実践してみまひょ。
▼MG7も買ったんよ
ベアリング数を12個に
結論から。搭載ベアリングを初期の10個から12個に増やせるぞい。
パーツを交換して1つ、省かれて何も無い空間に1つ、合計2つ足せます。
追加するベアリングのサイズは2種類。
- 外径12mm*内径8mm*幅3.5mm
- 外径7mm*内径4mm*幅2mm
用意するのは、型番的には1280と740ってやつ。シールド付きなら型番にZZってのがつくんよね。ダブルゼータって読むんかな?まぁええわ。それぞれ1個づつ。
▼1280サイズのベアリング
▼740サイズのベアリング
2ヶ所にベアリング追加
ベアリング足すだけって言うても、リールを結構バラすことになるんよね。分解した順番に並べるなどして、組立時に困らん様に気をつけまっしょい。
レベルワインドシャフト
ベイトリールの分解手順からすると、こっちが先になるはずのレベルワインドシャフトんとこから、ベアリングを足していくぞい。
ベアリングが備わってなくても、フツー代わりに樹脂のカラーが付いてそうな箇所やのに、何にもついてないっていう。そんな謎の空間にベアリングを装着~。
これでゼノンにベアリングが+1されたんで、次行ってみよ~。
メインギアシャフト
作業前の写真を取り忘れたんで、いきなり作業完了の写真でおます。
ココにはアルミ合金製?のカラーがハマってるんで、そのパーツを1280サイズのベアリングに交換することでゼノンのBB数が+1されるってワケです。
ベアリング追加で回転力UP
2個のベアリングを追加して、ゼノンベイトリールのベアリング初期搭載数10から12に増やせました~。
ボールベアリングが増えたらどうなるん?ってトコは、ハンドルの空回しでは特に変化は感じないんよね。実際にルアーをキャストしてハンドルを巻いてみると、滑らかスムーズってのが実感できるっていう、めっちゃ主観的なカスタムですわな~。
ベアリングのオイルアップ・グリスアップで巻き感が変わるのでお好みで。
海で使った後もそうですが、ステンレス製ベアリングは定期的なメンテナンスが性能維持に大切なんよね。ただ、それが結構面倒くさいんよね~。
限りなくメンテナンスがフリーなセラミック化もええな…。
それはまた、別のお話。
▼1280サイズのベアリング
▼740サイズのベアリング
世界での釣具業界の市場規模は140億ドル(2020年)で、シェア第1位の釣具メーカーがグローブライド(ダイワ)6.12%・2位がシマノ 5.36%・3位がピュアフィッシング(AbuGarcia、Berkleyなど)3.93%、次点がラパラVMC 2.23%です。※出典:Deallab
安くて使えるABUでアブなげない釣りを楽しんでますが、わが日本メーカーのリールやロッドの高性能さはモチロン充分認めるところです。
少々値が張っても良い物を長く使うってのが、やっぱ一番気持ち良く遊べる。コレ!という決定版の釣具が日本製品ってのは誇らしいですね~。
- 日本が誇る世界最高峰のリール
▼ DAIWA IMZリミットブレイカー
スマホと繋がるベイトリール
▼ SHIMANO アンタレスDCMD
シマノのハイエンドベイトリール
▼ SHIMANO STELLA(ステラ)
シマノのスピニングと言えばステラ
▼ DAIWA EXIST(イグジスト)
ダイワの最上級スピニングリール