つきナポ@釣りツー

アブなげないABU好きの釣りとツーリング雑記

【虫除け】おにやんま君よりトラロープが手軽で安く使える件

おにやんま君の代わりにオススメ

おにやんま君の代わりにオススメ

アブと蚊って嫌よね~

野山に渓流、釣りのみならず山歩きやBBQやレジャー全般に言えますが、虫…嫌よね。特にブンブン飛んでるやつ…アブはシルエットが目立つし羽音もデカくてまとわりつかれると恐怖やし、山奥の蚊ってのは唾液が濃いのか知らんけど、とにかく超かゆい。

というかもう、楽しく遊ぼうって時に虫に気を取られるのが嫌ってのがありますわな。足場によってはまとわりついてくる虫を追い払う所作自体が危険を呼ぶ可能性も否めないし。アウトドアシーズンってのは虫除けが切実かつ重要やと思うわけであります。

トンボの形で虫除け

感染症の渦中での密回避としてにわかに盛り上がったアウトドアブームを追い風に、野生昆虫界のプレデター≒捕食者であるトンボを形どったアクセサリおにやんま君』が虫除け(おにやんま君の商品説明に"忌避効果"って書いちゃってます。いいのかな。)の大ヒット商品となったのは、皆様の知るところです。

▼大ヒットおにやんま君

TVでの紹介やインターネットでのバズりでおにやんま君の売れ行きが爆増し、一時は品切れが続いたって事もあり、トンボの形をしたノーブランド類似品もかなりのラインナップとなっています。100均からも出たもんね、おにやんま君っぽいの。転売屋に目をつけられてどこも売切欠品してるけどw

100均は別として、本家おにやんま君とその類似品には、いずれも「取れやすい・壊れやすい・そのわりに値が張る」…的なレビューが散見されます。SNS界隈では、おにやんま君っぽく自作されている方も多く見かけます。素晴らしくリアルで出来の良い自作おにやんま君もありますが、造形の腕が要りますし時間も手間もかけないとっていうやつですし…。

定番の虫除けと較べて負担なし

アウトドアで防虫って言うと、線香虫除けスプレー虫除けクリーム・スコーロンみたいな防虫素材のアパレルとか、腕や足に巻く虫よけリングとか定番ですよね。

もちろん虫除けスプレーも防虫素材の服も安全だから出回ってるんでしょうけど、結局どれも毒性を利用した薬品なんで肌だったり身体への影響とか、人間だけじゃなくペットだったり、昆虫採集してて昆虫に作用したら…とか考えてしまう事もあるでしょう。

けど、ただ身につけるだけで虫除けできたら、人間の身体にもペットにも何の負担にもならないんでめっちゃ良いやん!って話ですよ。

▼このへんの虫除けは定番よね

 

 

先人との出会いから

ぶっちゃけ、自分も釣りをしに渓流に赴き山に入る際には、虻と蚊の対策には非常に悩まされている部分がありました。おにやんま君が話題なんで釣具屋のレジ前で見る度に、何個か買って帰ろうかと思ってその度に『フツーにルアー買える値段やんw』とか思って葛藤したもんです。そこそこ値段がするんで、似た思いをした方も少なくないんじゃないでしょうか。

そんなある日、川で釣りをするために入渓点を探索しながら林道を歩いてた時の事。下山中っぽい登山装備の方と挨拶を交わし、世間話など繰り広げたんですが、その気の良いおっちゃんが着けてたある物に目が留まったんです。

山屋の諸兄には常識ネタ

おっちゃんの使い込まれたリュックサックとブッシュハットには、トラロープが着いてたんですよ。ええ、あの黄色と黒色のストライプの縄です。工事現場とかで見るやつ。

尋ねてみると、どうも登山愛好家や本格的な山屋の先人諸兄の間では長年に渡り継承されてきたノウハウだったようで、『虫除けやったら、おにやんま君もええけどトラロープ使ってみ~』って気さくに教えて頂きました。

トラロープたる理由

自然界では黄色と黒色は警戒色とされてます。捕食者のオニヤンマの胴も然り。

捕食者に喰われる側である虻や蚊は、その警戒色にビビり近寄らないという話。


トラロープは、いい感じに黄色と黒のストライプになってて、おにやんま君の胴体っぽく見えてるのかも知れません。ちなオニヤンマって鬼山間って書くんすね。

コスパ良すぎィ

さてこのトラロープ、価格は10mで約300円くらいとなってます。

せいぜい10cmくらいを使うとして100本作れますので1本あたり…3円?安っ!
チョキッとハサミで切るだけなんで、自作の手間もほとんど無しw

▼安いのよトラロープ

"通称"がトラロープなんすね、正式名称は"標識ロープ"とのことです。

なんにせよ虫除け大事

先人の知恵も得て、なんとなく「通」な感じで虫除けスタイルが確立できました。
工事現場でお馴染みのトラロープが虫除けに使われ続けているとはねぇ~!

気の良いおっちゃんに山屋の間で受け継がれた秘技「トラロープで虫除け」を教えてもらえたおかげで、例年よりも虻と蚊に悩まされずに山や海や川でのレジャーを楽しむことが出来ました。マジですコレ。驚きの事実。

おにやんま君はアクセサリとしても秀逸なのでお買い求めも良きですが、コストパフォーマンスに優れまくった『トラロープ君』もご一考の価値アリですぞ!

▼やすいトンボ

▼リアルとんぼ

 

 

 


 

世界での釣具業界の市場規模は140億ドル(2020年)で、シェア第1位の釣具メーカーがグローブライド(ダイワ)6.12%・2位がシマノ 5.36%・3位がピュアフィッシング(AbuGarcia、Berkleyなど)3.93%、次点がラパラVMC 2.23%です。※出典:Deallab

安くて使えるABUでアブなげない釣りを楽しんでますが、わが日本メーカーのリールやロッドの高性能さはモチロン充分認めるところです。

少々値が張っても良い物を長く使うってのが、やっぱ一番気持ち良く遊べる。コレ!という決定版の釣具が日本製品ってのは誇らしいですね~。


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