ケイムラが魚に効くんやて
『ケイムラ』とは『蛍光紫(けいこうむらさき)』の略称で、釣具では近年ポピュラーな用語になってきてるワードでおます。
ケイムラと呼ばれる特殊蛍光体を塗装されたルアーに紫外線が当たると青白く光るっちゅ~ことで、水中にいる魚から目立ちやすく食いつきが良くなるとの触れ込み。
ケイムラの蛍光は蓄光とは違うので、光の無いトコでは効果を発揮しないのよね。反射には光が必要になるんで、朝まずめ・夕まずめ・常夜灯みたいに周りが暗くとも若干でも光量がある場合にはケイムラが有効になるってわけです。
ケイムラを塗れるペン
そんなケイムラを、ルアーに手軽に塗装できるマーカーがあるんすよね。
それが、ジャッカルから出た『アートライン イレグイマーカー』。
ハンコの会社シャチハタの釣り好き社員が、同社筆記具ブランドラインのアートラインからケイムラ塗装が出来るペンを開発して、ジャッカルと手を組んで発売したみたい。
イレグイマーカー全9色の内、ケイムラのカラーは6色あります。
- (レッド)
- (イエロー)
- (ブラック)
- ケイムラクリア
- ケイムラオレンジ
- ケイムライエロー
- ケイムラブルー
- ケイムラグリーン
- ケイムラピンク
▼アートラインイレグイマーカー
ワイの剥げたスピナーが甦る
ワイ氏の渓流釣りは、近年ベイトフィネスにてスピナーを多用するスタイルに集約されてきてるんす。シーズン中に酷使されるAR-Sスピナー達は、何かしら障害物に当たって塗装が剥がれてくるんで、このケイムラペンことイレグイマーカーの出番ってワケ。
塗装が割れて鉛色が露出した本体と、傷ついて反射の鈍くなったブレードにイレグイマーカーでケイムラを塗り塗りすれば、AR-Sスピナーがその力を増して甦るわけです。
私見やけど、ケイムラピンクとかケイムラオレンジって、瀬を泳ぐルアーが見えやすい気がする。ケイムラ塗装は人間からの視認性向上っていう点でも超良さげ。
▼スピナー最強はAR-S
塗り直しは必要になるよね
イレグイマーカーは油性で、溶剤で塗料を溶かして筆先で伸ばして塗膜を作るって事には他の油性ペンと変わりがないんで、ケイムラを塗ったルアーも何回か釣行したら障害物に擦れたりして塗膜は剥がれてしまいますわな。
なので、イレグイマーカーは定期的な塗り直しが必要になってきます。
ワイ氏の場合、スピナーのブレードの朱点模様をマッキーとか普通の油性ペンでケイムラの上に塗ったりしてます。ケイムラとのそうした組み合わせも全然アリかと。
発想とアレンジがまた面白い
クリアとか白とか単色グローとかブランク(未塗装)のルアーなんかに、イレグイマーカーでケイムラカラー模様を書き加えるってのもなかなか楽しいんよ。
王道ルアー、ラパラのCD❗
— つきナポ@釣りツーリング𓆝 (@tsuri_touring) 2022年11月27日
さらなる王道といえばレッドヘッド‼️
シングルフックのUVグローをケイムラマーカーでレッドヘッド風に🔧
トリプルのも針を換えてエリア仕様に🔧
これは期待してまうやん…✨#ラパラ #rapala #管理釣り場 #管釣り #エリアトラウト #釣り #フィッシング #fishing #angling pic.twitter.com/XXN7fI5bJy
▼イレグイマーカーよきよ
イレグイマーカーの釣果
肝心の釣果はどうなんよ?ってのは…うん、よく釣れるようになった気がする。
魚にケイムラが効いているっていう事なのか、塗装が剥がれたり傷ついて反射が鈍くなったスピナーを再塗装したから単にアピール度が回復したって事なのかは判然としてないけど。
ただ、イレグイマーカー導入後の渓流ベイトフィネスでは『落ちパク』みたいなヒットが体感的に増えてるんで、ルアー着水直後からのケイムラの反射が何かしら魚に作用してると思われます。
ケイムラでアマゴ
ボディはケイムラグリーンで、ブレードはケイムライエローで塗ったAR-Sスピナーにアマゴがパクッ。
ケイムラでイワナ
イワナが食いついたのは、ケイムラピンクでボディを、ケイムライエローでブレードを塗ったAR-Sスピナー。
ケイムラでウグイ
イレグイマーカーでケイムラ塗装して、最初の一投で一番先に釣れたのがウグイやった記憶。その日はアマゴとかイワナじゃなくウグイばっかだったのを覚えてる。
ケイムラでカワムツ
ゴリゴリの追星が雄々しく婚姻色の濃いカワムツくんも、ケイムラグリーンとケイムライエローを塗ったAR-Sにパクついてきましたね。
ケイムラでニジマス
いっつも激シブな人造湖での管釣りで、セニョールトルネードにケイムラオレンジを塗ったら良型ニジマスくんが喰いついてきましたね~。
装備に忍ばせておくと吉
渓流釣りの最終日前夜、宿泊先にて眠りにつく前に万感の思いを込めながらイレグイマーカーでケイムラを夜な夜な塗り塗りするワイ氏。
…イレグイマーカーを遠征時に持ち歩いてやがるの巻。
ネイティブもエリアもケイムラ
こうして釣果を振り返ってみると、トラウトにケイムラは効いてる気がするな~。渓流用のルアーであっても管理釣り場向けのルアーであっても、イレグイマーカーでケイムラを塗り塗りして魚へのアピール度UPはめっちゃオススメでおます。
見つけたら買っておこう
なんかイレグイマーカーって色によって品薄になってるんで、欲しいカラーの在庫がある時はとりあえず確保したほうが良きかと思います。
▼在庫あれば即買い推奨
世界での釣具業界の市場規模は140億ドル(2020年)で、シェア第1位の釣具メーカーがグローブライド(ダイワ)6.12%・2位がシマノ 5.36%・3位がピュアフィッシング(AbuGarcia、Berkleyなど)3.93%、次点がラパラVMC 2.23%です。※出典:Deallab
安くて使えるABUでアブなげない釣りを楽しんでますが、わが日本メーカーのリールやロッドの高性能さはモチロン充分認めるところです。
少々値が張っても良い物を長く使うってのが、やっぱ一番気持ち良く遊べる。コレ!という決定版の釣具が日本製品ってのは誇らしいですね~。
- 日本が誇る世界最高峰のリール
▼ DAIWA IMZリミットブレイカー
スマホと繋がるベイトリール
▼ SHIMANO アンタレスDCMD
シマノのハイエンドベイトリール
▼ SHIMANO STELLA(ステラ)
シマノのスピニングと言えばステラ
▼ DAIWA EXIST(イグジスト)
ダイワの最上級スピニングリール